緑内障患者の日記

いつまで続くかわかりませんが緑内障の事を中心に。

手術

手術始まるまで

11時に迎えに来る予定が、前の手術が遅れたらしく11時20分に迎えが。抗生剤の点滴しながら車椅子で手術室へ。目の手術なので狭い所かと勝手に想像してましたが、ドラマとかでよく見るあのまんまです。執刀医(以下、C先生)が来る前に名前の確認などを行い、各種セッティング。C先生が入るやいなや『tigger-soukaiさんのオペ入ってたっけ?』。まわりキョトーン。手術室でよく喋る女の人(以下、P子)が、『入ってますよ!』とかなんとか、ボードの一番上に表示されてなかっただの、トラブって消しただの、一悶着ありました。

トラベクロトミー

C先生は、『レクトミーだっけ?』、すかさずP子が『ロトミーです!』と。これは緑内障の手術方式の事で、トラベクロトミーとトラベクレクトミーどっちだっけ?という、ほのぼのとした会話です。超ベテランのC先生には、その程度の手術のようです。『じゃ始めますよ』このひと言でプレイボール。『痛かったら言って下さい。麻酔追加するから。我慢しなくていいからね。でも、歯医者と同じで所々チクっとしたりするからね。』冷静に今考えるとどっちなんだかよくわかりません。これは、後によく意味がわかります。

切開開始

点眼麻酔と消毒をします。手術前半戦では、この消毒が痛かったです。左目を手術する訳ですが、麻酔やらなんやらしても見えてます。近視なのでボンヤリですが。上から強い光が当たり、その右上あたりを見続けるよう指示されます。頭は動かさずに目だけを。キラキラ光る金属や、釣りの糸のようなものが見えました。切開し、目の中の液体を少し吸い出し、検査にまわします。その後、何やってんだかよくわかりませんが、切開したり糸使ったりして何かやってます。ここまで、ほとんど痛くありません。

まだ終わってなかった

糸使ってなんかやってたので、もうそろそろ終わりかな?と思ってたら、『じゃ始めますよ』とC先生。どうやら、まだ液体を採っただけのようです。時間経過もわからず、予定の何%まで進んだのかがわからず、まさにまな板のカープです。それから糸のようなものでグリグリし、何かを刺し、この辺が結構痛かったです。間があったので、終わったかな?と思っていたたら、『半分終わったよ。ここまで順調。』まだかよーと思いつつホッとします。のこり半分が終わり、『これから縫合します。これで終わりだからね。』とC先生。縫合が終わり最後に『これは注射だから。痛いよ。』と。これがMAXの痛さでした。『じゃこれで無事終了。』C先生はすぐ退室してしまい、礼の一言も言えませんでした。それほど忙しいのでしょう。

やっと終わった

この数日間は、とにかく手術が早く終わってくれないかなぁと毎日思っていたので、かなりホッとしました。部屋で妻が待っててくれ(その他の人には遠慮してこないでもらった)、昼食後解散。手術後は眼帯をしていて、メガネが掛けられないので慣れるまで大変でしたが、人間慣れるもんです。今も片目で打ってます。

鈍痛

麻酔が切れ始め、鈍痛およびゴロゴロ感が酷くなり、寝てられなくなったため、痛み止めをもらい昼寝しました。起きたらまた痛くなってきてしばらく様子を見てみましたが、改善されないのでナースセンターへ。先生に連絡を取ってもらい診察する事に。眼圧が上がって痛くなっている場合は、あまり良くないらしく、眼圧測定。15でした。一安心。先生によると、糸が多いためと、黒目が少し傷付いているため、軟膏を塗ってもらい痛みが改善。目に塗る眼軟膏というものがあるらしいです。